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STAFF INFORMATION / 06

昭和区区民福祉部民生子ども課保護係
永田 桃子

2020年入庁(社会福祉)

志望理由について

名古屋市役所に興味を持ったきっかけを教えてください。
 大学生時代、社会福祉士の勉強を通じて、福祉関連の制度の運用や整備に携わりたいと思い、公務員になろうと思っていました。どこの自治体の職員になりたいか?と考えたときに、地元の市役所と、名古屋市役所を思い浮かべましたが、最終的に名古屋市役所を選びました。友人と遊びに行く思い出の地であり、そこに貢献したいと思ったことと、政令指定都市であり客観的に見て地元よりも規模が大きく、たくさんの人、たくさんの職員がいて、地元の自治体よりも様々な経験が得られるだろうと思ったからです。

現在の業務について

現在担当している業務はどんな内容でしょうか?具体的にお答えください。
 保護係とは、生活保護の担当部署です。その中で、面接員として、新規申請面接、ケースワーカーの立案の審査とサポート、査察指導(上司の業務)の補佐を担っています。業務の大部分を占める新規申請面接では、お金に困って相談に来られた方の疲弊してしまった気持ちに寄り添いながら生活や困りごとについて聞き取り、生活保護の申請書類の作成のお手伝いをしたり、生活保護法のテーマである『最後のセーフティネット』としての機能を果たすため『他法他施策の活用』つまり生活保護の他に活用できる支援施策があれば案内をする、という業務を行っています。
仕事の「やりがい」や「醍醐味」について教えてください。その他苦労したことなどもあればお願いします。
 保護係は、生活保護の相談に来る人や生活保護を受けている人、その周辺の様々な関係者の人々と直接話をして、時には病院や施設を訪問したり、生活保護を受けている人の家庭を訪問します。何度も訪問して対話をして、関係を築いたからこそ得られる情報や感じ取れる心情があります。経験を積めば積むほどテクニックも身に着き、ケースワーカーや面接員それぞれの自分なりのやり方ができてきます。もちろん生活保護法に則って決定をしますが、生活保護の相談に来る人や生活保護を受けている人との関係性は様々です。私は職場にいるベテランそれぞれが職人の様だと思っています。保護係の醍醐味は、そういった奥が深いところだと思っています。
今後の目標について教えてください。
 私の今後の目標は、生活保護を極めることです。どう極めるかと言うと、まず、先ほど申し上げた生活保護法のテーマの1つである『他法他施策の活用』について、適切な施策へ繋ぐために、実際に担当部署へ従事することで他の法律・施策の知識を習得したいと思っています。生活保護法の中でできることだけでは生活保護を受けている方へも十分な支援はできないので、今までの3年間で培った生活保護法の理解を基盤として、他法他施策の知識を組み合わせれば、より実用的なケースワークができると思っています。次に、異動を重ねて経験を積んで、生活保護法そのものへの知識と理解をより深めていきたいと思っています。そのうえで、他の自治体のケースワーカーとの意見交換の場への参加を通じて生活保護法の運用についても理解を深めたいと思っています。
主な経歴
2020年4月~現所属

1日のスケジュール

8時45分

業務開始
随時、電話対応、立案の審査

9時00分

ケース検討会議に出席

10時00分

新規相談面接

12時00分

昼休憩

13時00分

新規相談面接
随時、電話対応、立案の審査

17時30分

業務終了

メッセージ

MESSAGE

 人の役に立ちたい、地域を支える仕事をしたいなど、公務員を目指す皆さんの思いは様々だと思います。私から1つ言えるのは、皆さんがどんな職員になりたいかが重要だと思っています。公務員は法律の範囲でしか決定ができません。そのせいで「これだから役所は」と厳しいお言葉を頂くこともあります。そんな時、私はどんな職員になりたいか、どうありたいかを考えます。人の役に立つ、やりがいはどんなことなのかを考えると、必然的に応えを求めてしまいます。応えを求めると、自分の期待する応えがなかった時、「私は何のために公務員になったのか?」とモチベーションがなくなってしまいます。そうではなく、「私はこうありたい。」というロールモデルや尊敬する先輩を見つけておくと、いざ名古屋市へ入庁したときに、皆さんの支えになると思います。

※掲載内容は、2023年11月時点の情報です。

センパイの声

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