本文へ
文字サイズ
標準
拡大

MENU
  1. HOME
  2. センパイの声
  3. 住宅都市局 都市計画部都市計画課 網谷 正英

STAFF INFORMATION / 11

住宅都市局
都市計画部都市計画課
網谷 正英

2014年入庁(建築)

志望理由について

名古屋市役所に興味を持ったきっかけを教えてください。
 大学在籍中、産官学協働による公共空間活用や緑化活動の社会実験に参加し、"まちづくり"の一端に触れたことが大きなきっかけでした。建築といえば意匠設計という印象で建築学科を選んでいた無知な学生だったので、地域住民の生活の質向上といった大きな目標を掲げて仕事をしている人たちがいると知り、こういう世界もあるのかと刺激を受けたのを覚えています。
 生まれ育った名古屋市でまちづくりの仕事をしたいと思い名古屋市へ就職しました。

現在の業務について

現在担当している業務はどんな内容でしょうか?具体的にお答えください。
 公園など都市の緑に関わる都市計画を担当しています。開発が進んで便利になるほど、緑は徐々に減少してしまいます。そこで、公園の区域や緑化義務などを事前に定めておくことにより、緑の保全・創出を図ることが都市計画の1つの役割です。皆さんの身近な公園も、多くは都市計画で定められています。
 近年、緑の機能が改めて注目されており、利用者の憩い・レクリエーションの機能、災害時の避難場所、都市の環境改善、魅力的な景観形成など様々な効果が期待されています。
 開発と保全のバランス、費用と効果のバランスを問われる難しい業務ですが、将来のまちの姿を議論しながら、都市計画の手続きなどを行っています。
仕事の「やりがい」や「醍醐味」について教えてください。その他苦労したことなどもあればお願いします。
 これまで、財政部や都市計画部に在籍し、広域的・長期的に名古屋市の将来を見据えた企画検討の業務に携わってきました。限られた財源や資源をどう使うべきか、どうすれば市民や民間企業の方にとって魅力的なまちづくりになるのかなど、答えがなく難しい課題にぶつかることも多々ありますが、今できる最善策をとるように考え、調べ、調整するように努めています。
 名古屋市という大都市だからこそ、また営利目的ではない公務員だからこそ、期待されていることやできることがあります。その企画検討から携わることができる現在の業務はやりがいのある仕事だと感じています。
今後の目標について教えてください。
 都市計画・まちづくりの分野は、建築、歴史、防災、環境、交通など幅広い知識が求められます。また、名古屋市を居住地や投資先として選んでいただくことも重要な要素であり、社会情勢や経済活動にまで議論が及びます。知識が足りず日々勉強中ですが、今後どのような業務を担当しても活かせる貴重な経験だと感じています。
 また、部下を持つ立場や子どもを育てる立場になり、仕事との向き合い方も変化しています。時差出勤の制度を活用して朝は家族との時間をとったり、準備に時間のかかる打合せよりも日常的な会話の中で方針を整理するなど、メリハリのあるリズムをつくるように意識しています。
 今後も、今の経験を活かしながら、個人としては探求心や好奇心を大事に、組織としてはワークライフバランスやチームワークを大事にしていきたいと思います。
主な経歴
2014年4月~名古屋競輪組合(財政局付技師として派遣)
2016年4月~財政局財政部アセットマネジメント推進室アセットマネジメント推進係
2019年4月~財政局財政部資産経営戦略室再編整備事業推進係
2022年4月~現所属(2023年4月 昇任)

1日のスケジュール

9時15分

業務開始

10時00分

他部署との打合せ

11時00分

資料作成

12時00分

昼休憩

13時00分

上司への報告相談

14時00分

会議出席

16時00分

他部署との打合せ

18時00分

業務終了

メッセージ

MESSAGE

 これからの名古屋市は、リニア中央新幹線の開業やアジア・アジアパラ競技大会の開催といったビックイベントを迎えようとしている一方で、人口減少が本格化していくとも言われています。大きな変化と向き合いながら、名古屋市をより良くしていくために何が必要になるかを考え、行動していくことは、非常に難しいですがその分やりがいもあると思います。
 都市計画やまちづくりの具体的な業務内容にも触れましたが、知識や経験よりも、名古屋市のまちに愛着や関心のある方が実務に携わっていただくこともとても大切かと思います。この記事が何かのきっかけになれば幸いです。

※掲載内容は、2023年11月時点の情報です。

センパイの声

STAFF INFORMATION