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STAFF INFORMATION / 14

住宅都市局都市計画部
交通事業推進室
加藤 邦晃

2012年入庁(機械)

志望理由について

名古屋市役所に興味を持ったきっかけを教えてください。
 小さい頃から乗り物が好きで、よく市バスや地下鉄に乗りに名古屋市へ行っていました。学生の頃も名古屋市の学校に通っていましたので、名古屋市へ頻繁に行くようになり、名古屋市というまちに思い出がたくさんできました。大人になるにつれ、名古屋市というまちに魅力を感じるようになり、また将来は乗り物に携わる仕事に就きたいと思っていましたので、公共交通はじめ幅広い業務を経験できる場所として名古屋市役所に興味を持つようになりました。

現在の業務について

現在担当している業務はどんな内容でしょうか?具体的にお答えください。
 ゆとりーとラインの名称で親しまれているガイドウェイバスの次期システム車両担当をしています。志段味地区全体のまちづくりが進む中で、将来の輸送力増強や車両のノンステップ化に向け、現行のガイドウェイバスシステムに代わるものとして、自動運転技術を活用した新たなシステムの導入検討を進めています。車両だけでなく、走行路や運用についても検討を進めており、都心部の専用道で先進技術を取り入れた自動運転バス車両が走行するという全国初の取組を実現できるよう、国等関係機関や企業の協力を得て、自動運転バス・走行路・運用を含めた総合的な検討を実施しています。
仕事の「やりがい」や「醍醐味」について教えてください。その他苦労したことなどもあればお願いします。
 自動運転バス車両の導入といっても一般に販売されている車両を購入して走らせる段階にはまだ至っていませんので、自分たちが主体となって国等関係機関と調整したり、開発企業等と一緒に開発していかなくてはなりません。都心部の専用道で先進技術を取り入れた自動運転バス車両が走行するという全国初の取組を実現させるために私たち自身が車両開発するということは、行政の立場ではなかなか経験できるものではないと思いますし、開発ということなので自動運転技術の知識も深めていかなくてはなりません。取組を進める上で困難も多いですが、困難が多いからこそ、自分の見識を深めることができ、非常にやりがいを感じています。
今後の目標について教えてください
 ガイドウェイバスに先進技術を取り入れた自動運転バス車両を導入し、現行のガイドウェイバスからのバトンを繋ぐことです。そのためには自動運転技術の発展が欠かせません。自動運転の技術は日進月歩で進化しており、実現すれば、ドライバー不足問題や移動手段の確保等さまざまな課題の解決に繋げることができると思います。
 また、名古屋市は、国内の地下鉄で唯一環状運転を実施している名城線をはじめとした充実した地下鉄網の整備や、優先レーンを走る基幹バスやガイドウェイバス、リニモの導入など、先進的な交通システムを積極的に導入してきた最先端モビリティ都市として、日本をリードしてきました。
 私たちのこの取組を、自動運転という先進技術を活用した移動環境の実現や公共交通の機能強化に繋げ、日本の自動運転技術の発展に貢献できるよう努めていきたいです。
主な経歴
2012年4月~交通局自動車部自動車工場整備第二係
2013年4月~交通局自動車部鳴尾営業所整備係
2015年4月~交通局自動車部自動車車両課車庫係
2018年4月~交通局安全管理部人材育成課技術研修係
2021年4月~交通局電車部桜通線駅務区桜本町管区駅(昇任)
2022年4月~交通局自動車部中川営業所整備係
2023年4月~現所属

1日のスケジュール

8時45分

業務開始

9時00分

打合せ
会議資料の確認

10時30分

打合せ
関係部署と自動運転に関する調整

12時00分

昼休憩

13時00分

午後の業務開始

14時00分

会議
国と自動運転に関するWEB会議

15時00分

現場視察
自動運転実証実験の視察

17時30分

業務終了

メッセージ

MESSAGE

 名古屋市役所は仕事の幅が本当に広く、機械区分の職種でも多種多様な業務があります。そこには皆さんがこれまでの人生で経験し培ってきた能力を発揮できる環境があり、入庁してからもいろいろなことを経験することができます。
 私は最初、交通局に配属され、市バス車両の整備業務に携わりました。その後の部署では、研修の講師をしたり、地下鉄の駅で働いたりして、名古屋市役所だからこそ、たくさんの経験をすることができ、また、それぞれの部署での人との出会いから、人間的な面でもたくさん学ぶことができました。現在は、自動運転という世界中が注目している技術を活用した車両開発に携わることができ、入庁してからずっと充実した日々を送っています。名古屋市職員として一緒に働ける日を楽しみにしています。

※掲載内容は、2023年11月時点の情報です。

センパイの声

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