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STAFF INFORMATION / 02

上下水道局営業部千種営業所 主査
伊東 達也

2010年入庁

ワークライフバランス制度の
利用について

どんな制度を利用しましたか?
 分べん看護職免2日と男性職員の育児参加職免5日に、有給休暇を加え、約1ヶ月の育児休暇を取得しました。
 分べん看護職免は配偶者が出産のために入院する日から出産日後4週間以内において2日以内、男性職員の育児参加職免は出産予定日の8週間前の日から出産日後8週間以内において5日以内の休暇を取得できる制度です。
 また妻の職場復帰のタイミングで、休憩時間の特例措置を利用し、通常より15分早く勤務を終え、保育園に子どもたちを迎えにいっています。
 休憩時間の特例措置とは、休憩時間を45分とすることで、勤務時間を午前8時45分から午後5時15分又は午前9時から午後5時30分とするものです。
制度を利用しようと思った背景を教えてください。
 子育ては今この瞬間にしか味わうことができない重要なことだと思い、業務が多忙な時期でしたが、職場の理解もあり、第1子、第2子ともに約1ヶ月の育児休暇を取得しました。子どもに寄り添える喜びを感じるとともに、夜泣きなど、睡眠が取れない中で育児や家事を行う苦労も体感することができ、とても貴重な時間でした。
 また、妻の終業時間が私より遅く、午後5時30分の終業では保育園のお迎え時間に間に合わないため、休憩時間の特例措置を利用しています。
引き継ぎ等はどのような形で進めましたか?気を付けたことなどを教えてください。
 休暇取得する期間に発生する業務の一覧表などを作成し、上司と相談し、複数名の職員に振り分けていただきました。また留意する必要がある業務は、チェックするポイントやこれまでの対応などの引継を行うとともに、業務の進捗状況を共有するなど、急な休暇取得に備えていました。
休暇に入る前に、心配なこと、不安なことはありましたか?
また、それらを解消するために何をされましたか?
 育児休暇中、私の業務が他の職員の負担となることから、迷惑をかけてしまうと感じていました。同僚の職員や上司から「何とかなるから、安心して休んでもらえばいいよ」と声をかけてもらい、気持ちが少し和らいだのを覚えています。また、復帰後は迷惑をかけた分、これまで以上に頑張ろうと思うことで、割り切ることができました。
制度を利用したことで、どんな変化がありましたか?
気持ちや生活面での変化について教えてください。
 育児休暇を取得したことで、これまで以上にチームで業務を行う重要性を認識し、自分の業務以外もなるべく把握するように努めるようになりました。また、育児や家事の大変さを実感することで家族への感謝の気持ちが大きくなったように感じます。
 終業時間を早める休憩時間の特例措置の利用は、残業しないことが前提であり、業務の効率化を行ったことから、業務の理解がこれまでより深まったと思います。また、残業がなくなり、家族と過ごす時間が増えたことで、家族の絆も強くなったように感じます。
あなたの職場で、仕事と子育ての両立がしやすいと思うことはどんなところですか?
 妻の職場復帰に伴い、私が保育園へ子どもたちを迎えに行く必要があるため、残業が少なく、勤務地によっては休憩時間の特例措置を利用できる職場への異動を希望していました。人事異動の際には、こういった希望がある程度、反映されたと思います。名古屋市は福祉やインフラなどをはじめ様々な業務を担っており、それに伴い職場環境も多様であり、能力だけでなく、職員の家庭状況等も加味した人員配置ができることも本市の魅力だと感じます。